確定申告の時の領収書はレシートでも良いのか?
確定申告をする時は、色々な書類が必要となり、申告する方法も色々あって大変ですが、領収書を提出しなければいけない人もいますので、常に領収書を書いてもらうようにしましょう。
領収書を必要とするのは、経費をどのようにして使ったかを証明するためで、レシートでも良いのか?という疑問を抱いている人がいると思われますが、条件を満たしているレシートなら大丈夫です。
レシートに記載されている項目が、レシートの作成元や年月日、どのような物をいくらで購入したのかが分かれば良いのですが、レシートの中には記載されていないものがよくありますので気を付けてください。
個人事業者にとって、経費を認めてもらえる領収書やレシートは重要となりますので、支払う税額を少しでも減らせるように、領収書やレシートを発行してもらい、必ず持ち帰って保管しておきましょう。
また領収書やレシートのコピーは認められていませんので、発行してもらったものを使用するようにしましょう。
レシートでおとせる経費とは?
条件を満たしているレシートだけでおとせる経費には、携帯電話代・インターネット接続代・新聞代・書籍代・家賃・光熱費・パソコンやソフト・交通費・自動車維持費・お歳暮やお中元・食事代などがあります。
また自営業をしていて、家族に手伝ってもらった時は、給与を支払えば経費でおとすことができ、節税になります。
もしもレシートや領収書を無くしてしまった場合は、出金伝票や明細書で良い場合もありますので、管轄の税務署に確認してみてください。
こうしたレシートや領収書を保管しておく方法として、1カ月ごとに分けておく方法があり、1カ月ごとの領収書やレシートを入れておく封筒を作って、1年分を段ボールに入れて保管しておくと良いでしょう。
1カ月ごとの領収書などが多い時は、ホッチキスでとめておけばバラバラにならず見やすくなります。
確定申告の時のために、しっかり保管しておいてください。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。