確定申告書の記入について
毎年確定申告は毎年細かい変更のあることが多いので、毎年記入前に確認しておきましょう。
たとえばサラリーマンが申告できる特定支出控除の適用範囲も拡大されており、毎年のように適用内容が変更されています。
確定申告の都度、面倒でもどのような控除を受けることができるのか調べると、意外にも返金額が増えることもありますからしっかりとチェックしたいですね。
インターネットでは、確定申告書の記入例が様々なケースを事例にして掲載されています。
例えば、国税庁のホームページでは申告書の記載例から手引きまで細かく丁寧に記載されています。
折角作成しても、記入に誤りがあったと後になって判明することの無いように、作成する際にはぜひ目を通しておきましょう。
記入例: 確定申告書B(第一表)
今回は、確定申告書Bを例に用いて記入について、用紙の上から順に説明します。
手順1:住所、氏名、生年月日といった基本事項を記入します。
手順2:収入金額、及び必要経費等を差し引いた所得金額を計算して記入します。
対象所得の種類によって計算が異なりますので、こちらも国税庁のホームページで確認してください。
手順3:所得から差し引き、控除金額を計算します。
上記同様に内容により適用内容が異なりますので確認しましょう。
手順4:課税される所得とその所得に対する税額を計算します。
手順5:その他に、延納の場合の届け出や、還付金の受取について記入します。
手順6:住民所、事業税について記入します。
尚、事業税については第二表で記載します。
記入例: 確定申告書B(第二表)
手順1、手順2:第一表と同様に、申告者の基本事項、そして所得金額について記入します。
第二表では所得に関して内訳を詳細に記載する必要があります。
尚、所得の項目が多く用紙に全て書ききれない場合は、別添で「所得の内訳書」に記載することもできます。
また、第二表において各項で欄が足りない場合は、欄を分けて記入しても問題ありません。
詳しくは国税庁のホームページ等を参考にして作成しましょう。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。