確定申告をオンラインでする方法
確定申告は以前なら確定申告書に手書きで書きこむことが主流でしたが、近年ではオンラインで国税庁のホームページより、e-taxを使用して確定申告を行うことが可能です。
従来なら税務署に行って一から作っていた申告書も、ネット上である程度のサポートを受けながら、その場で作成することができ、自宅にいながら申告できるため非常に便利です。
オンラインで確定申告をすると、医療費の領収書や源泉徴収票などの、各種添付書類を省略することができ、さらにマイナンバーなどの本人確認書類についてもe-taxを使用するとコピーなどは必要なくなります。
オンライン上でサクサク申告できて、特別に問題がなければそのままどんどん処理されるので、郵送などに比べると還付申告の場合も早く対応してもらえます。
通常の郵送に係る日数が1日あったとしてもその分短縮され、早期に処理が進むため還付はおおよそ2週間から3週間程度で処理されることが多くなっています。
また書類に不備があった場合でも早期に戻されるため、すべての処理が早めに行われることがメリットです。
e-taxで確定申告をするときの準備
いくつかの準備が必要で、マイナンバーカードに組み込まれている電子証明書、ICカードリーダーを準備し、確定申告書作成コーナーから必要な情報をカードリーダーで読み取り、登録作業を行うようになります。
一見すると年に1回しか使わない確定申告のために、準備が多いようにも感じますが、年に1回だからこそ便利にスピーディーに済ませることができます。
また将来にわたり、確定申告を行うならむしろ早い段階で切り替えておく方がよく、今後どんどん便利になっていくシステムにも慣れておいた方が良いでしょう。
24時間いつでも自分のタイミングで、確定申告を行うことができるため、多忙を極める中でも忘れずに申告できます。
さまざまなメリットがあるため準備をして取り組むことがおすすめです。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。