確定申告に必要な書類とは
確定申告書には主に3種類あり、それぞれ「申告書A」「申告書B」「申告書第三表(分離課税用)」となっています。
また、申告にはその内容を証明する各種書類を併せて提出しなければなりません。
申告者の状況に応じて必要書類が異なりますので該当書類を確認しましょう。
確定申告書を記入する際、証明書類に基づいて内容を記入していくため、まずは必要書類を集めることが重要です。
入手するまでに時間のかかる書類もありますので、どのくらい時間がかかるのか注意しましょう。
必要な添付書類
まず始めに、収入を証明する書類(原本)が必要です。
・源泉徴収票
・年金の源泉徴収票
・退職所得の源泉徴収票
また、下記について申告する場合は忘れずに用意しましょう。
・生命保険料控除証明書
・地震保険料控除証明書
・長期損害保険料控除証明書
・健康保険の料金を証明する書類
・国民年金支払証明書
・医療費の領収証
申告書は3種類
前述の通り、申告書には3種類ありますので適切な様式を用いて作成しましょう。
まず始めに申告書Aですが、これは所得が次の4種:給与所得、配当所得、一時所得、雑所得のみに限られる方です。
つまり、サラリーマン等の会社から給料のある人、年金受給者、そして株式の配当金を受け取っている人等が該当します。
ただし、申告書Aを使用できないケースも例外でありますので、心配な方は専門家に相談するようにしましょう。
次に、申告書Bについて説明します。
申告書Bは、申告書Aの項で挙げた4つの所得に加えその他に収入のある方が使用します。
例えばアパートの経営者等、不動産所得のある方や、フリーで仕事をされている方、また自営業の方は必ず申告書Bを作成することになります。
そして最後に、「申告書第三表(分離課税用)」ですが、株や、土地建物の譲渡のあった方が作成します。
株や不動産の譲渡については「分離課税」という仕組みがあり、他の所得とは切り離して課税されることとなっています。
その為、申告書Bとは別に分離課税に関する申告書を作成する必要があります。
申告書について不明な場合は、最寄の税務署等で確認するようにしましょう。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。