確定申告を行う準備をしましょう
確定申告を行う際には色々な書類が必要になります。
お給料を貰っている人であれば源泉徴収票は必ず必要になりますし、生糸医療費控除を受ける為には病院等の領収証や交通費をまとめた書類も必要になります。
個人事業主の方であればたくさんの領収書を引っ張り出してきて経費の計算をしたりしなければなりませんから、かなり大変です。
そして、それらの書類が準備出来たら、税務署に行く事になります。
自分が行くべき税務署はドコ?
税務署に行く準備が終わったら、税務署に行くだけですが、税務署は全国各地にたくさんあります。
どこに行けば良いのでしょうか?
納税地を管轄する税務署に行くのが正解です。
自宅から近いところに行けば良い、ではありません。
県の端に住んでいる場合、隣県の税務署の方が近いという事もあるでしょうから、つい近所の方で良いんじゃないかしら、と思いがちですが、必ず納税地を管轄する税務署に行きましょう。
納税地とは、一般的には住所地と考えて良いでしょう。
自分が住んでいる場所を管轄している税務署が分からないという場合には、国税局の税務署を調べるページで簡単に確認出来ます。
年の途中で引っ越して住所地が変わった時には、引っ越し前の住所地・引っ越し後の住所地どちらの税務署にも、納税地の異動届けを出さなければなりません。
確定申告をする場所は、年末に住んでいる住所を管轄する税務署です。
ネットでも確定申告が出来ます
どうしても税務署に行く時間が無いという場合、オンラインで確定申告の手続きも行えます。
e-Taxという仕組みですが、広報活動が行われており、名前くらいは聞いた事があるという方も少なくないでしょう。
パソコンの事前の準備や住民基本台帳カードが必要になりますから、パソコンが苦手な方や住基カードを持っていない方には、やや面倒に感じるかもしれませんが、
24時間申告手続きが出来る事や、添付書類を省略する事が出来たり、還付に関する手続きも簡単に行えるという、オトクな面もあります。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。